経済、ネット証券など、説明されても、良く理解できないのに、小説だと、す~と、頭に入りこんで来る。
個人情報の流失の怖さ、カード支払いの明細書確認、等々、えっと、言う感じで、今まで、自分とは、関係ないと、思っていたことが、とても、身近に感じられる無いようだった。
題名の「双子の悪魔」と言う響きが、後半になって、理解出来る。
最初は、「株価操縦」として、刊行されていたらしいけど、『双子の悪魔』と言う方が、ぴったりだと思う。
最後の沼島の安否が、スタントマンの耐熱スーツと、XJRのボ
ノの音楽で、確認出来るという、結末も良かった。
最後まで、読み切って、何と、上手な巧みな構想のしくみで、言葉少なめでの不遇の沼島、何も悪くは無いのに標的にされる金持ちの娘を、経済小説にしていしまう書き方に、ぐっと、引き込まれて、読んでしまった本だった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2014年2月20日
- 読了日 : 2014年2月20日
- 本棚登録日 : 2014年2月20日
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