罪深き七つの夜に (ラベンダーブックス)

  • 幻冬舎 (2011年11月23日発売)
3.71
  • (2)
  • (2)
  • (2)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 16
感想 : 3
4

弟の為に月に7日娼館で働くローズと、妹の良い結婚の為、子爵令嬢と便宜結婚をしたジェイムズ。娼館での出会いから愛をはぐくむ二人の行方は…。”もっとも革新的な~”といわれるのは分かります。何しろ娼婦と、妻帯者ですので、目新しくて楽しかったです。『あなた、どうして死なないの?』とか、愛人をつくられたりして足蹴にされるジェームズが、ローズとハッピーエンドになるのは、望ましい物語ですが、結局ジェームズがぶち切れて姦通罪で離婚は安易。最初からそうすりゃいいじゃんとか、妹の結婚が決まったらお払い箱かい?とか、バカ妻でもあさはかでも彼女だって結婚の犠牲者なのにとか、ちょっとバカ妻に同情してしまいました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ヒストリカル
感想投稿日 : 2012年1月12日
読了日 : 2012年1月12日
本棚登録日 : 2012年1月12日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする