弟の為に月に7日娼館で働くローズと、妹の良い結婚の為、子爵令嬢と便宜結婚をしたジェイムズ。娼館での出会いから愛をはぐくむ二人の行方は…。”もっとも革新的な~”といわれるのは分かります。何しろ娼婦と、妻帯者ですので、目新しくて楽しかったです。『あなた、どうして死なないの?』とか、愛人をつくられたりして足蹴にされるジェームズが、ローズとハッピーエンドになるのは、望ましい物語ですが、結局ジェームズがぶち切れて姦通罪で離婚は安易。最初からそうすりゃいいじゃんとか、妹の結婚が決まったらお払い箱かい?とか、バカ妻でもあさはかでも彼女だって結婚の犠牲者なのにとか、ちょっとバカ妻に同情してしまいました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ヒストリカル
- 感想投稿日 : 2012年1月12日
- 読了日 : 2012年1月12日
- 本棚登録日 : 2012年1月12日
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