神谷警部補は、警視庁捜査一課の敏腕刑事だったが
伊豆大島署に左遷中
彼に本庁刑事部長から神奈川県警に出頭命令が下る。
その特命は、連続婦女暴行殺人事件の犯人を誤認逮捕した
県警そのものを捜査することだった。
本庁、大阪、福岡などから刑事が招集されチームを編成。
検証を進めるうち、県警の杜撰な捜査ぶりが明らかになっていく。
警視庁が神奈川県警を調べる・・ただでさえ
確執があるのに同じ警察官を調べる
そこへ何かを背負っている神谷と気の強い
綺麗な女性、即席チームのメンバーははみ出し者っぽい
どんな展開になるのかと期待して読みました。
寄せ集められたチームが徐々に
まとまっていくのはまぁ〜お決まりのごとく良かった
事件も事態がどんどん急変し警視庁にまで飛び火して
いったりして面白い部分もありましたが警察小説として
深みが足りないというか中途半端な印象です。
主人公の神谷に感情移入できなかったのが
要因かもしれません。
堂場さんは即席チームを作るのが好きだ
以前読んだものも物足りないものだったし
警察組織には監察官がいるではないか・・と(素人の発想)
即席チームを作るより監察官がでばってきて
調べまくった方が中身が濃い物になったのでは・・・と
思わずにはいられない。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2013年12月20日
- 読了日 : 2013年12月20日
- 本棚登録日 : 2013年12月20日
みんなの感想をみる