【本の内容を一言で】
誰よりもたくさんの本を、誰よりも精密に読み込み、すぐに仕事に応用できるようになる方法の全てを書いた本。
【内容まとめ】
1.世の中の情報はネットやTVではなく読書で培う
2.たくさんの書籍による情報収集を、「20分の速読」と「30冊の並読」で行なう
3.読書によって人生のデザインを先人から学ぶ、またモチベーションの維持やメンタル強化を行なうこと。
【感想】
斉藤孝の本は非常に参考になり、とても分かり易い。「さぁ試してみよう」とアクションも起こしやすい。
自分自身読書量が最近それほど少ないわけではないが、「速読」と「並読」はあまり行なっていなかったので、これはやってみようと思う。
並読に関してはまずは10冊以上を読み、速読に関しては全文をしっかりと理解するまで読まずに飛ばし読みをしようと思う。
(この感想文を書く為にはメモが必要なので、「20分間で1冊をさばく」っていうのは不可能だが・・・)
あと、読書によるモチベーションUPやメンタル強化はとても頷けるなぁ。
仕事が忙しくなっても、読書の習慣はなくならないようにしよう。成長がSTOPしてしまう。
とても参考になりました!
【引用】
誰よりもたくさんの本を、誰よりも精密に読み込み、すぐに仕事に応用できるようになる方法の全てを書いた本。
→ただ、、皆忙しくて読書する時間なんて取れない・・・
まずは読書自体を楽しむ!
読書は修行ではない!
楽しむだけで、いつの間にか大量の本を正確に読み込める!
そんな「最強の読書術」!
p4
今、私たちの周りには、新聞・TV・インターネットなど様々な媒介を介して、様々な情報が駆け巡っています。
高度に情報化された現代化社会では、人類史上かつてなかったほど様々な知識と教養が求められるようになっています。
しかもそれらは、あらゆる分野で常に新しいものに更新されており、私たちは日々最新のものを吸収し続ける必要に迫られています。
膨大な情報の中から、本当に必要とする情報をセレクトし、体系立てて自分のものにしていくのはとても大変です。
→そのために、「誰よりもたくさんの本を、誰よりも精密に読み込み、すぐに仕事に応用できるようになる」こと。
p24
・「意識的に自分自身をデザインし、ブランド化していく時代だ」
自分はどんな人間になりたいのか、どんな人生を送りたいのか。
明確に目標を定め、それに向かって努力することによって自分をデザインすることが可能になる。
①自分をデザインするやり方を先人に学ぶこと
②強烈なモチベーションを持つこと
p30
・「何事にも屈しない鋼の精神力」より、むしろ「どんな変化にも対応できる精神力」が必要!
読書を続けることによって、ストレスに負けない精神力を身につける。
p40
読書について:ドイツ哲学者 ショウペン・ハウエル
「読書は言ってみれば自分の頭ではなく他人の頭で考えることである。
絶えず読書を続けていれば、仮借することなく他人の思想が我々の頭脳に流れ込んでくる」
p44
・電車に乗ったら携帯をやめて本を読む
続けているうちに、自分がルールを守っているということが面白く感じられる。
他の人はずっと携帯をイジっているけれど、自分は高尚な世界に雄飛しているような気持ちになれる。
p86
・速読技術は現代人に不可欠である(もちろん速読同様、精読の重要性も増している)
①本を読む目的を設定する
「今読んでいる本の内容を誰かに説明するのだ!」という負荷をかける。
読むだけでは足りない。「要約」が必要!
②締切を設定し、強制的に読書スピードを速くする
③最初に目次を読んで、どこをしっかり読めば良いかを予め把握する
p109
・2割読書法
全体の2割を読んで概要を掴む!
「全部読まなきゃ勿体無い、分からない」
→人間の記憶は曖昧。数年前に読んだ本の内容について、全部覚えているわけがない。
大事な2割部分だけの概要を覚えていれば充分役に立つ。
店頭の立ち読みで数冊の内容を凡そ把握できるのが目的。
p117
・同時並行読書術
10~30冊を同時に読む。
読むスピードはバラバラでOK!
蔵書のすべてを前ページ読破しない!
「最初から最後までちゃんと読んだ本は今まで手にした5%くらいです」
→この方が知識人。1冊1冊を読破することに重きをあまり置かない。
p126
・精読の基本は「音読」
音読で身につけた知識や知恵が一生モノになる!
3色ボールペンで線引きをする
p172
「読書は、人生という果てしない大海原を進む為の羅針盤を手に入れるための作業」
p236
・「1を聞いて10を知る」
理解力を発揮するには想像力や推測力が求められます。
あることを聞いた時、想像力を働かせなければ本当に理解することは出来ないからです。
p350
・スティーブ・ジョブス名言「ハングリーであれ、愚かであれ」
ハングリーであれ
→満足する事無く、自分には色々な事がもっと足りないと自覚して、それを獲得するような意欲を持て
愚かであれ
→気にしすぎず、無頓着であり、色々な事を恐れるな!
- 感想投稿日 : 2017年10月22日
- 読了日 : 2017年10月22日
- 本棚登録日 : 2017年10月22日
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