逢沢りく 下

著者 :
  • 文藝春秋 (2014年10月23日発売)
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本棚登録 : 920
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上下巻 感想

ラフなタッチの独特な世界観に、超現実的に描かれた方言。標準語も、関西弁も、こんなに活字として表現出来ることに、まずは、ちょっとびっくり。
逢沢りくというキャラクターや、その周りに現れる様々なキャラクターに、変な共感を覚え、なんて事ないストーリーに引き込まれていく。それが少し心地よくもある。

ただ、下巻に入ると、作者が気持ちよくなってきたのか、関西弁が少し入り過ぎた感あり。

ラストのなんとも表現し難い着地も、考えるものありで、個人的には、好きな作品。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: マンガ・アート・写真とか
感想投稿日 : 2014年11月23日
読了日 : 2014年11月23日
本棚登録日 : 2014年11月11日

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