風の陣よりも場面展開に勢いがあり、引き込まれて夜遅くにも関わらずついつい読み進めてしまいます。
苅田麻呂/田村麻呂のそれぞれの人徳と、蝦夷との情を交えた関係を考えると、阿弖流為を討ち取る歴史的な結末にどう繋がるのかと、ハラハラするのです。
登場人物の性格の違いが、文中のセリフで生き生きと表現されているところも魅力です。
風の陣に引き続き、次々と策があたっていくのが爽快です。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年12月9日
- 読了日 : 2017年12月9日
- 本棚登録日 : 2017年12月9日
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