私と円紫さんシリーズ
全部おもしろかったなぁ
シリーズが進むにつれて、二人の関係性も深くなって、
初めからしっくりくる二人だったんだけど
単なる大学の先輩後輩の関係を超えて、
恋人でもなく、師匠と弟子でもなく、親子とも友達とも違う、不思議な二人の関係性ができあがっていましたね
なんとも言い表せない関係だけど、深い信頼関係が美しいです
円紫さんは頭がいいだけでなく、きっと物凄く細やかな気遣いができて優しい人です
この物語を読んで、運命によって、どうにもできない事象はあるけれど、
ある出来事が起きたあと、手を差し伸べて掬い上げる方法を考える余地はあるのだなと、思いました。
私と円紫さんシリーズは読み終えてしまいましたが、まだまだ北村薫さんの作品を読んでいきたいと思います!
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2021年12月21日
- 読了日 : 2021年12月20日
- 本棚登録日 : 2021年12月21日
みんなの感想をみる