フォトリーディング&高速を交えて読了。
対談相手をあまりよく知らないならちょっと退屈かも。
著者のたの本を読んで本書も興味を持つ。対談をまとめた本のよう。石原慎太郎は面白かったが、他はあまり知らなかったので星三つ。
下記に付箋を貼った箇所の要約をのせる:
25:作家に手紙を出す時の内容について。作家本人も気付かなかったことや、気付いていて著者に伝えたかった底をついて書く。作家のモチベーションを上げて喜ばした。
62:圧倒的努力の一例。不可能を可能にするのは努力。何についてもおなじ。
69:団塊の世代のつぎは「ニューファミリー」という世代が言われた。要するに核家族化の推進。
85:表現は自己救済。自己との折り合いをつけたいがための表現。ゴッホなどは死ぬまで折り合いがつかなかった。
87:物語性を人は求める。ゲームに物語性が出てきた反面、小説はそれを失っている。小説家が考えなくなっている。
186:不利な状況の中で鮮やかに出て行くのには、マジックはなく、圧倒的な努力しかない。
190:マルクスの資本論中、流通過程論に「ここがロドスだ、ここで飛べ」が出てくる。(マルクスが初引用のようなことを見城は述べている。)
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
2019読了
- 感想投稿日 : 2019年2月26日
- 読了日 : 2019年2月21日
- 本棚登録日 : 2019年2月26日
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