苫米地流「超」記憶法

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  • 2013年8月1日発売
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感想 : 12
4

アンリミテッドにて読了。

登録忘れ。長いこと積ん読にしてたので、電車の行き帰り中に集注して読んだ。

下記にハイライトした箇所をコピペ:

27
オレンジ色のハイライト | 位置: 502
要は、 変性意識状態をつくりだすことによって、自分で自分に進行催眠をかけるのです。 簡単に言えば、 何月何日、「体調、気分ともに最高の自分の状態」という記憶を入れておく。すると、その日が来ると、自然に心も身体も最高の状態になっているというわけ


オレンジ色のハイライト | 位置: 520
まず、自己催眠によって、どうやってトリガーとアンカーを埋めていくか。これも写真記憶と同様に変性意識を利用します。特殊音源を聴きながら、心身ともにリラックスした状態を、変性意識の中で作ります。


オレンジ色のハイライト | 位置: 524
もう少し具体的に言うと、夜寝るときに、明日の朝は気持ちよく目覚めるとイメージする。それも細かくイメージすることが大切で、例えば「起きたばかりだとまだ眠いけど、毎朝飲む水のそのコップを見たとき(=トリガー)に気分がすっきりしてくる。そして、すっきりした気分で水を飲み干し、洗面所にいって顔を洗うと、さらにすっきりする」というふうに過去の同様の体験のときの感覚を思い出しながら具体的にイメージしていくの


オレンジ色のハイライト | 位置: 538
できれば、今夜から、「明日の朝はすっきりした頭で目覚める自分」を具体的にイメージしてみて


黄色のハイライト | 位置: 748
つまり、私たちが話したり書いたりしている言葉はかなりの部分を象形化することが可能です。そして、象形化すると、驚くほど短縮できてしまうのです。


黄色のハイライト | 位置: 749
そしてここが重要なのですが、 短縮してしまえば、それがそのまま話のポイントになる ということです。  よって、サイマル法を身につけてしまうと、他人の話の要点が驚くほど簡潔に把握できてしまいます。


黄色のハイライト | 位置: 778
さてここで、子供の頃に自転車の練習をしていたときのことを思い出してください。「危ない! そっちに行っちゃダメ」と言われると、ますますそっちに行ってしまって、障害物にぶつかってしまった経験を多くの人が持っていると思います。なぜこんな現象が起きるのかというと、人は見ている方向に向かって進む性質があるからです。その性質は物理空間だけでなく、情報空間でも起こります。


黄色のハイライト | 位置: 788
情報を乗せるのであれば、自分を否定せず、「あ、間違えた。 よし、これで俺は仕事を1つ覚えた」というやり方をしなければいけません。  


黄色のハイライト | 位置: 804
リアリティは過去の記憶によって作ることができますので、 失敗して落ち込んだ記憶と、なにかがうまくいったり、誉められたりした記憶を合成すればいいのです。 やり方はまず、過去の記憶の中から「楽しい、嬉しい、気持ちいい、誇らしい」といった幸せを感じた経験を思い出します。そのときの状況、言われた言葉、自分の気持ちを掘り起こして、その感覚を記憶します。続いてその感覚を十分に高めた状態で、失敗の記憶を思い出すのです。


黄色のハイライト | 位置: 813
基本は「失敗した」ではなく「いい経験をした」です。


黄色のハイライト | 位置: 826
自分の目指すものがあるからこそ、人が嫌がることもするのです。人が嫌がることであっても自分には楽しいこと。なぜなら、自分のゴールを達成するには必要だからです。ゴールさえ決まれば、仕事の仕方、進め方、すべてが自然に決まってきます。  逆に言えば、自分の失敗を気に病んだり、部下の失敗にいらだったりするのはゴールがないからとも言えるのです。


黄色のハイライト | 位置: 937
よく体の疲れは移動距離に正比例するといいますが、実は情報の更新が頻繁になるために脳が疲れていることもあるのです。


黄色のハイライト | 位置: 999
新しい刺激に気付くには、過去の記憶に逃げ込むのをやめること、というのはわかりました。つまり、いわれのない不安に駆られないようにすればいいのです。


黄色のハイライト | 位置: 1,012
つまり、新しい認識とは逆説的ですが、関係性を変えてとらえることができるということです。これをものすごく簡単に言ってしまうと、相手の立場になって考えられるということです。  


黄色のハイライト | 位置: 1,015
相手の立場という新しい認識に立てば、関係性は自ずと変わります。関係性が変われば、重要度も変わります。重要度が変われば、見える世界は当然変わるわけです。  これが目の前の現実を過去の記憶を使って見ないということです。


黄色のハイライト | 位置: 1,017
過去の記憶を使わないで見る現実は新しい刺激にみちあふれています。その刺激があなたの未来を作っていく原動力となるのです。


黄色のハイライト | 位置: 1,027
つまり、本来、 過去の記憶とは、目の前の現実を補うために使うのではなく、「新しい認識を作るための リアリティを補うため に使う」というのが、正しい使い方だったのです。


黄色のハイライト | 位置: 1,040
過去の記憶は「新しい認識」を作るための材料、リアリティを作るために使うべきなのです。 そのためにこそ、私たちは過去の出来事をデータとして記憶するのです。


黄色のハイライト | 位置: 1,048
そして、「記憶とは未来を作るために使うべきもの」ということなのです。


黄色のハイライト | 位置: 1,051
そもそもゴールとはどうやって作るのかズバリ言えば、 過去のコンフォートゾーンから飛び出して、さらに居心地の良いコンフォートゾーンを作ることなのです。


黄色のハイライト | 位置: 1,154
つまり、 煩悩とは目標設定をするときに使うものなのです。 目標設定のときには理性を使おうとしてはいけません。理性を使おうと思ったその瞬間とは、実は不安が頭をよぎったときなのです。そうすると、人間は目標を下方修正してしまうのです。


黄色のハイライト | 位置: 1,167
人はこれぐらいすぐに設定目標を忘れてしまいます。しかし、上向きの煩悩を維持していれば、設定目標をそう簡単には見失いません。 なぜなら煩悩は強い情動だからです。そこにきちんと目標を埋め込んでおけば、自分の成すべきことを簡単に忘れたり、諦めたりはしないのです。


黄色のハイライト | 位置: 1,176
例えば、朝のワイドショーで毎回流している占いコーナー。あれは明らかに放送倫理違反です。日本民間放送連盟、いわゆる民放連が定めた放送倫理の第8章「表現上の配慮」の中に「占い、運勢判断およびこれに類するものは、断定したり、無理に信じさせたりするような取り扱いはしない」と明記されているからです。しかし、朝の占いは「今日の運勢は○○です」とハッキリ断言しています。あれを毎朝放送するのは占いだけでなくオカルト、ひいてはカルト宗教を助長する可能性が高いと私は思っています。


黄色のハイライト | 位置: 1,185
ここ数年で急激に増えているのです。


黄色のハイライト | 位置: 1,189
広告の倫理違反はテレビ局の経営が傾きだした頃から、多くなり始めたような印象を受けます。つまり、金のためです。


黄色のハイライト | 位置: 1,241
煩悩を消し、未来を見つめ、そして改めて煩悩を使いこなして、実際に歩きだす。  私がこの本で書いてきたのはこういうことです。


黄色のハイライト | 位置: 1,248
そして人工知能の世界で記憶はとても興味深い認識がされています。  それはこういうものです。 「記憶が大量に集合し、ある 識閾 を越えた瞬間、意識が生じる」  この意味を簡単に説明すると、「情報を大量に集積し続けていれば、ある瞬間に突然、人工知能も意識を持てるのではないか」ということです。

人工知能についてはこの著者の意見には賛成できないが、聖書の記述を考えれば、人工知能に意識を持たせたい存在がつまりサタンが、情報の蓄積体に意識を持たせる瞬間があると考えられる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 2019読了
感想投稿日 : 2019年5月27日
読了日 : 2019年5月27日
本棚登録日 : 2019年5月27日

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