チーズは探すな!

  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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感想 : 54
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  • Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799310816

感想・レビュー・書評

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  • 図書館の自己啓発本コーナーをチラ見した時に目に入り、さらっと読めそうだったので借りてみた。

    内容としては、迷路の中にいる3匹のネズミ(ゼッド、マックス、ビッグ)のそれぞれの脱出パターンを通して、自分の限界や思い込みに対する突破口が提示され、目的(why)と手段(how)の取り違えに注意すること、またその上で、常に目的(why)を自問自答し続けることの大切さが説かれる。

    読み物としてはさらりと読めるし、筆者の言わんとすることも頭では理解できるけれど、それを実行に移すことが必ずしも幸せに直結するかというと、そうとは限らないのでは…と思ってしまった。
    (目的が成長すること自体ならそうかもしれないけれど、幸せになる為だとしたら…"知らない幸せ"もあるから…)

    確かに"なぜ"を突き詰めることは大切だけれど、だとしたらマックスとゼッドは何を目的に迷路を脱出したのだろう?その先でどんな幸せを手に入れたのだろう?マックスについては迷路を書き換えることが彼の幸せだったのだろうか…??
    この辺りがなかなか腑に落ちず。
    "なぜ"を突き詰めることは割とエネルギーを使うし、正直考えない方が楽。現状(例えば今勤めている会社)コスパいいし、このまま省エネで生きていければ…という人の思考を変えるには、2匹の事例はパンチが弱いなと思った。

    一方でビッグはとてもわかりやすい。
    筋トレは自分自身のため!
    迷路から出たいのは、全速力で走るコースを妨げられたくないから!
    と、目的が明確。

    なんとなく、筆者としてはゼッドやマックスの考え方を通して読者の成長欲求を刺激したいのかなと感じたけれど、個人的にはビッグが一番現実的で、世間一般的にもビッグみたいなパワー系が大多数なのでは?と思った。

  • チーズを手に入れるほど幸せになるわけではない。もっとーねば!と考えるだけ

    チーズが消えた理由ではなくすべきことを考えるだけの日々。。ノーウェイ!
    どうすべきか→自分がどうありたいか。

    行動=思考から生じる

    迷路の中のネズミではない。ネズミの中に迷路はある。

    迷路は大きい、でも自分にとっては十分でない
    迷路は運命かもしれない。でも自分にとっては運命じゃない。
    迷路は自分が知っている全てだ。でも、自分が想像できる全てではない。

  • 再読 

  • 全世界で2000万部以上売れた本→あの本のメッセージが間違っている、不十分だ

    あの本のおかげで、①起こる変化を受け入れる必要があること②変化は自分でコントロール不能③前に進んで順応する必要があることを学んだ。

    迷路に迷い込むネズミの物語 マックス ゼッド ビッグ

    現状に行き詰り 自分のやっていることに意味、満足感を見いだせない 自ら選んだ訳ではないゲーム 古い考え方を考え直すことが成功の前提 今後、すべきことを考えるためのひらめきを求めている → そのような人へ

    チーズがない→大切なことは、誰がチーズを動かしたのか

    効率的になる→チーズを見つけられる→なぜ、チーズをそんなに欲しがるんだ?答えられない

    生きるためにある程度のチーズは必要だが、チーズが多ければ多いほど幸せになれるわけではない。

  • 読んでいて、何が書いてあるのか読み取れなかった 残念

  • 「チーズはどこえ消えた?」が受動で、本書は能動。

  • 『チーズはどこへ来てた』が間違っているというわけではないが、時間が経ち少し考え方が変わったというわけだろう。

    チーズは探すな!って前と言ってる事と全然違うじゃないって思いながら読んだが、納得させられ、ものすごく考えさせられた。読み終えてから、本書にある質問集に答えていったが、低脳な自分には難しくてとても時間がかかった。

  • 名著の「チーズはどこに消えた?」と対立した本として、どんな事が書かれているのだろうかと手に取りました。印象としてはどちらも、「自身の行動で世界は変わる」ということなのかなと感じたため、対立した内容ではなく、「チーズはどこに消えた?」のアナザーストーリーとして楽しむことができました。

  • 図書館で目について、チーズはどこへ消えた?だと思い込みページをめくったら、さらにその先の物語だった。
    短くて読みやすい。

    受け入れて柔軟に対応する、だけでは幸せになれないってことかな。
    自分の中で当たり前になっていること、先入観が邪魔してることがあるのかもしれない。もともと前提となってるものだろうから気付くのは難しいのかもだけど。

    個人的にはビッグが好き。自分自身の成長とそのためにぶれない行動力が素敵。

  • チーズはどこへ消えたの反対のことが言いたい本。

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