武門源氏の血脈 - 為義から義経まで

著者 :
  • 中央公論新社 (2012年1月6日発売)
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感想 : 6
5

頼朝以前というニワカ歴史好きには未知の世界
頼朝が親譲りの坂東で高貴な血ゆえに一大勢力
を成したというおとぎ話が現実世界に繋がる為
には本書のような前提を知る必要があった

武家の王足利氏/谷口雄太
荘園/伊藤俊一
源氏と坂東武士/野口実
清盛が最も恐れた男源義朝/宮下玄覇
と、続けざまに読んで漸くイメージが固まる
刀伊の入寇/関幸彦も読み返そう
列島を翔ける平安武士/野口実と
伝説の将軍藤原秀郷/野口実も楽しみだ

現代の政局にも素人目には不思議な動きがある
頼朝の成功前提を理解する為に随分遡ったなw

考えてみれば江戸時代を知るために室町に手を
出し(ヤバイ女みたいなひょうげんw)太平記
を将来読みたくなり鎌倉時代に行って、日本の
原型が創られた奈良時代をかじったり、藤原氏
の栄枯盛衰を知ろうと基経まで本を読み、道真
辺りにはまり・・・沼が深い

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 歴史
感想投稿日 : 2021年10月16日
読了日 : 2021年10月16日
本棚登録日 : 2021年10月16日

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