2015.3.24読了。
上巻が読み終わる頃には物語の世界にすっかりのめり込んでいたこともあり、一気に読んだ。
江嶋敏幸の両親のDNA鑑定のくだりは、今まで知識を溜め込んできた捜査陣ならひらめきそうなものでは?早く令状をとらないと!なんてやきもきしてしまった。しかも、江嶋が逮捕されても望美が…?と、最後までハラハラしたが、終わりよければすべてよし!といった結末に、著者の優しさがにじみ出ているようで読後感は爽やかだった。
生命倫理についての問題提起もされており、そういった意味でも誰かに教えたくなる作品だった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2015年3月25日
- 読了日 : 2015年3月25日
- 本棚登録日 : 2015年3月21日
みんなの感想をみる