「もっと前に知っておけば良かった」という本は多いけれど、これは「もっと前に翻訳しておいてほしかった」という本かな。大学の講義ノートという形で、非常におおくくりに人類史を取り扱う。
人類の歴史の中で、もっとも大規模に、一つの社会が他の社会を飲み込んだ例は無いとしつつ、一方で、それを可能にしたのは、役人のもとで無言で大地を耕す圧倒的多数の農民達だっともまとめる。こつこつと働き続けるサラリーマンの姿にもかぶってみてた。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
歴史
- 感想投稿日 : 2016年5月3日
- 読了日 : 2016年5月3日
- 本棚登録日 : 2016年5月3日
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