火焔浄土: 顕如上人伝 (角川文庫 つ 4-9)

著者 :
  • KADOKAWA (1995年2月1日発売)
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 尾張統一にむかいつつあった織田信長は、桶狭間の戦いに勝利を収めたのち、ながいあいだ、一向宗の勢力に悩まされていた。当時、諸国一向一揆を結集した本願寺教団の威力は将軍に匹敵し、盟友徳川家康も、領国三河の一向宗を弾圧しようとしてあやうく敗北するほどの苦戦を喫していた。「一向一揆を平均(征伐)いたさねば、大名分国は成りたたぬだわ」顕如上人率いる石山本願寺と織田信長の戦いを描いた長編戦国歴史小説。

2006年1月1日購入

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 津本陽
感想投稿日 : 2009年11月15日
読了日 : 2009年11月15日
本棚登録日 : 2009年11月15日

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