六世紀も終わりに近づいたころの大和では、神祇派の大連物部守屋と崇仏派の大臣蘇我馬子の二人が敏達大王を中心にして対峙していた。武勇の氏族の長たる守屋は、年長で知謀に長けた馬子と話すとつい興奮し、本音を吐いてしまう恨みがあった。二人の対決は次第に熱を帯びていく。雄大な古代史ロマンの巨篇。
1997年7月28日購入
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黒岩重吾
- 感想投稿日 : 2008年7月20日
- 読了日 : 2008年7月20日
- 本棚登録日 : 2008年7月20日
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