翳ある墓標 (光文社文庫 あ 2-62)

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  • 光文社 (2015年2月10日発売)
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『翳ある墓標』
新聞記者の杉田はある晩、同僚の高森映子の学生時代の友人ひふみを知る。翌日遺体で発見されたひふみ。ひふみの所持金から熱海まで何者かに車で連れていかれて殺害されたと考え調べ始める映子。行方をくらませた映子。しばらくたち映子の遺体が発見される。映子のために事件を調べる杉田。ひふみの同乗者を見つけ出し死の状況知るが。事故に隠された秘密。事故を起こした車を売るセールスマン熊谷。熊谷のアリバイと曜日により下着を変えていた映子。

『達也は嗤う』
義兄の板原に呼び出された作家の浦和。保険金の受取人を浦和から他の人間に変えると宣告される。その夜何者かに殺害された板原。「自殺ならいいが」と呟く浦和。犯人が分かったと宣言した帯広達也の殺害。死の直前に「おんな、おんな、女」と言い残す。北田チヅ子の死。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 鮎川哲也
感想投稿日 : 2015年3月3日
読了日 : 2015年3月3日
本棚登録日 : 2015年3月3日

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