室町の王権: 足利義満の王権簒奪計画 (中公新書 978)

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  • 中央公論新社 (1990年7月1日発売)
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義満の「王権簒奪計画」がメイン。「治天の君」と同様の儀式や呼称を用いることにより権威付け、武家のみならず公家や寺社も支配できるようになった。室町幕府の構造が足利将軍家に絶対的な権力を認めず、義満没後には天皇の権威を肯定し、利用する方向に戻った流れ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 歴史
感想投稿日 : 2012年11月29日
読了日 : 2012年11月29日
本棚登録日 : 2012年11月29日

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