春のたましい 神祓いの記

著者 :
  • 光文社 (2024年3月19日発売)
4.14
  • (2)
  • (4)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 110
感想 : 2

「祭りをやらないと、この村はなくなりますよ!」――信じない人々をどう説得する!? 感染症の大流行や地方の過疎化が進んだせいで「祭り」が行われなくなった地域が増えた。これまで地域の祭りで鎮められていた八百万の神々が怒り、暴れだしたため異変が頻発する。このような事態に対処するために組織されていた祭祀保安協会の九重十一とアシスタントの八多岬――怪しさ満点の二人だが、異変を解決しようと神々を鎮め、処分していく。この二人、我が村を本当に救えるのか!? この村にも神がいた。今はもういない――過疎化の進む東北を舞台に「実話怪談の旗手」が描く、やがて消えゆく〝隣人〟の物語

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 2024年3月
感想投稿日 : 2024年3月5日
本棚登録日 : 2024年3月5日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする