一九七四年冬。黒江竜児は高三、受験と卒業の季節を迎えた。一年前、卒業前に初体験を済ませると誓ったが、十八歳の誕生日が来てもキスもまだで彼女もいない。同級生の由美とも片想いの関係だ。そんなある日、担任の岸田亜貴子に彼は思わず、ある言葉を伝えてしまう。青春の覚醒(めざめ)を描く昭和萌える書下ろし官能小説。
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2016年1月刊行
- 感想投稿日 : 2016年1月5日
- 本棚登録日 : 2016年1月5日
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