天才数学少女の真鍋波瑠が手にした神社に眠る絵馬――江戸時代の数学「和算」を学ぶ者たちが神様に奉納した“算額”に、暗号めいた落書きが魔法のごとく浮かび上がる。巫女探偵の千明と波瑠はこれを和算の定理だと解読するも、次々と新たな数式が消えては現れる。謎の出題者との〈算法〉をめぐる往復書簡が続くうち、奇妙な算額が幕末に繋がるタイムトンネルだと気付き……。
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2017年12月刊
- 感想投稿日 : 2020年9月3日
- 本棚登録日 : 2020年9月3日
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