ハクメイとミコチ ワールドガイド 足下の歩き方 (ハルタコミックス)

著者 :
  • KADOKAWA (2018年1月15日発売)
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本棚登録 : 367
感想 : 14
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珍しく「欲しい」と思って,珍しくいわゆる「ガイドブック」を買ってみたのだが……やはり漫画にガイドブックなるものは不要だということに落ち着いた.
なんというかせっかくの世界観(もちろん主観的自分勝手な)がぶち壊しである.
出身地や年齢や正確な性別が知れたのはまぁいいのだが,ナライとハクヨやランテツとリン,アユネの婚約等「結婚」の概念はあるし,コハルみたいに恋に恋する女の子も出てくるが,とはいえやはり恋だの結婚だのをハクメイやミコチに聞いてほしくない……
というか,せっかくなら説明書いたりQ&Aインタビューしてるの別の何かキャラ作ってそれにやらせればよかったのに,人間が介在しているようでやはり世界観ぶち壊しである.
あと第3章「小さなグルメツアー」が激しく要らない……せっかくの小さな世界なのにめっさ人間の手が出てきてるのが最悪だ,せめて人形なりCGなりでキャラが作ってるように見せかけるならいざ知らず.
コラム1の「帽子のおはなし」はよかったね,後から6巻でカーネリアンが「あの帽子はまさしく我らが故郷の物!」と言っていたことに気付いた.

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 漫画
感想投稿日 : 2018年2月12日
読了日 : 2018年4月30日
本棚登録日 : 2018年2月8日

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