佐藤愛子の傑作。
不詳の兄たちを、いずれも戦争で相次いで失い、父洽六(紅緑)も弱っていき、やがて旅立っていく。一方、長男八郎(ハチロー)は、作詞の才能が認められていった。愛子は、そうした経験をしてきたことさえ、後々の『九十歳、何がめでたい。』に繋がった。
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- 感想投稿日 : 2023年10月23日
- 本棚登録日 : 2023年10月16日
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