新聞で取り上げているのを見て、初のつげ作品。
じくじくと湿った世界で歪んだ妄想が暴発し、また何事もなかったかのように日常に戻るパターンが、初めは衝撃的だった。が、時間が経つにつれ、それがくすりと小さな笑いを誘うようになるから不思議だ。
作者の抱えている「病み」を、吐き出すと言うより、なすりつけたようなシュールな世界、ふと小説で読んでみたいと思った。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
漫画
- 感想投稿日 : 2014年11月17日
- 読了日 : 2014年11月17日
- 本棚登録日 : 2014年11月17日
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