著者は無料で1万数千人の職業相談にのられた方とのこと。自ら選んだ道をひたむきに進んできた姿勢に脱帽します。そんな著者であれば、目次に並ぶ様々な職業について解説できるのも納得できるし、長い経験に基づいたものと思わせるアドバイスも少なくありません。
今でこそ起業を目指す若者が増えているものの、日本が「サラリーマン本位制の国」であるとか、「非組織型人間」が会社などで辛い思いをしている人が多いというのは、その通りだと思う。
40ほど紹介されている職業について、必要な準備や仕事の獲得方法などが説明されてので、自分がどんな仕事に向いているか概観するのにもいいと思う。
* たっぷりある時間を利用して、将来は事務所を持って独立する道も考える。
* 自分にはっきりとした天職のイメージがあるなら、その道を実現する最大の努力をする。
* 天職だけで十分な収入を得られないなら、効率の良いアルバイトを探す。
* 本を出版する。
* ある程度実績を積んだら、講演プロダクションに自らを売り込む。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2010年2月28日
- 読了日 : 2010年4月3日
- 本棚登録日 : 2010年2月28日
みんなの感想をみる