人の運は「少食」にあり 「プチ断食」がカラダとココロに効く理由 (講談社+α新書)

著者 :
  • 講談社 (2013年1月22日発売)
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本棚登録 : 63
感想 : 9
5

私にとっては、文句なしの星5つ評価です。
著者が企画したセミナー?の宣伝みたいな件も、特段気になりませんでした。
ただ、「良かったら参加しませんか?」ぐらいです。

江戸時代の観相家である水野南北のくだりは、非常に参考になりますし、
説得力をもたせる文章でした。「少食開運」なんて、言われると、
やはり、やってみようかなと思ってしまいます。

私の場合は、このレビューを書く数ヶ月前から、朝食を食べていません。
甲田先生、あと石原先生の著作を参考にして、朝は生絞りジュース(にんじん、りんごなど)を1~2杯飲んでいます。
それまでは、朝食といったら、適当に詰め込むような感じでした。

喫煙、寝酒、コーヒー、チョコレートと、ニコチン、アルコール、カフェイン、糖分を病的に摂取していました。
そのせいで、体調がいつも悪く、同僚からは、「顔色悪いよ」「なんで、そんなにやる気ないの」と言われる始末でした。

しかし、朝ジュースの生活を始めてから不思議とタバコをやめて、そんなにお酒を飲まなくなり、コーヒーをお茶に切り替え、
甘いものを極力減らせるようになりました。おそらく、カラダが本来の免疫を回復する過程で、そういういった刺激物を
欲しがらない体質に移行しているんじゃないかと思います。また、食べる量も以前と違い減ったと感じます。

お腹いっぱい食べる→義務みたい感じがして、食べていたのですが、そんな生活をすると、
カラダも精神も良くない方向にいくと思います。

この著作は、町田先生の、ユーモアな語り口から、少食って、もしかしたら、良いかもと思わせてくれる本です。
ちなみに、少食にすると、以前より、味に敏感になり、素直に美味しいなと思うことが多々あります。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2017年6月6日
読了日 : 2017年6月6日
本棚登録日 : 2017年6月6日

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