年齢を重ねるにしたがって、集中力が落ちるのではないか?
という疑問を感じていました。
しかし脳科学の進歩と、その知見の普及のおかけで、
いつ、どうしたら、人は「集中」できるのか、
この問いにたいして、科学的なエビデンスと方法論が、
一般人にも、分かり易い形で、知ることができるようになりました。
今の時代は「知っている」と「知っていない」、
そして、それらを「実行している」と「実行していない」のとでは、
自分にとっての、良い人生を実現する上で、
天地の開きが発生するようになったと思います。
この前提条件で、『神・時間術』を読み、かなり満足のいく知識を得ることができました。
まず前提として、集中力を持続することを考えるではなく、
集中力が持続できる時間帯に、集中力が必要となる事を行う。
この指摘を受けて、目から鱗が落ちました。
① 人間の脳は起きてから2,3時間が一番パフォーマンを発揮できる
→集中力を要する仕事や勉強を、この時間帯に行う
② 疲労によって低下している集中力を回復することはできる
→適切なタイミングで、休憩やリフレッシュや運動を挟む(睡眠がもっと回復が早い手段)
③集中力は午前9時以降に低下し、昼の2時に低くなり、4~5時に向けて、もう一度高まる。
→仕事や勉強の割り振りを考え、実行する。
などなどです。自己啓発本、時間術には、
えっ、これにお金を払うのっていうモノが少なくないですが、
この本は別格です。
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- 感想投稿日 : 2017年10月1日
- 読了日 : 2017年10月1日
- 本棚登録日 : 2017年6月19日
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