先日、コミカライズされたサマーウォーズを読み、映画から受けた爽快さの記憶が蘇った。
ノベライズも出ていることを知って(内容や結末はもちろん知っているけれど)活字の虫としては「これは読まねば!」となるわけである。
さて本書。
あらすじも結末も映画を忠実になぞってはいるものの、 視覚では表現しきれない各々の行動理念や背景といったものにもスポットライトをあてている結果、映像で見るより自然にキャラクターの行動に共感を持ちやすくなる。
この理解の上で改めて映像を観る機会を得られるなら、映画のほうももっと楽しめると思う。
登場人物も一族だけで27人。名前も結び付きの強さを表すように兄弟同士は同じ字を一文字ずつ与えられているため、区別がつきにくい、かも。
映画と一緒に楽しむことをオススメする一冊だ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2012年6月3日
- 読了日 : 2012年6月3日
- 本棚登録日 : 2012年6月3日
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コメント 2件
まろんさんのコメント
2012/06/03
永遠ニ馨ルさんのコメント
2012/06/04