深川澪通り燈ともし頃 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (1997年9月12日発売)
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本棚登録 : 168
感想 : 18
2

深川澪通り2作目。
前作と変わって、中編2編収録。1話ごとの主人公は変わるけど、微妙に続いている。そういうところも、登場人物にリアリティを与えているのかな、と思う。
ひとまず「めでたしめでたし」のそこで終わりじゃなく、人生は続いていくものなのだから。

それにしても今作の、特に1話目は、悲しいお話。小さなボタンの掛け違いが、大きなひずみを生んで後戻りできなくなって。
それが人生よ、って言われても、救いがないのは嫌です。

わたしは明るいほうを見ていたい。
ということで、☆2つです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2017年2月8日
読了日 : 2017年2月7日
本棚登録日 : 2017年2月5日

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