深川澪通り2作目。
前作と変わって、中編2編収録。1話ごとの主人公は変わるけど、微妙に続いている。そういうところも、登場人物にリアリティを与えているのかな、と思う。
ひとまず「めでたしめでたし」のそこで終わりじゃなく、人生は続いていくものなのだから。
それにしても今作の、特に1話目は、悲しいお話。小さなボタンの掛け違いが、大きなひずみを生んで後戻りできなくなって。
それが人生よ、って言われても、救いがないのは嫌です。
わたしは明るいほうを見ていたい。
ということで、☆2つです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2017年2月8日
- 読了日 : 2017年2月7日
- 本棚登録日 : 2017年2月5日
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