男はお金とどうつき合うべきか (だいわ文庫)

著者 :
  • 大和書房 (2011年5月12日発売)
3.14
  • (2)
  • (10)
  • (23)
  • (6)
  • (1)
本棚登録 : 141
感想 : 14
5

男の生き方を教えてくれる心の師匠のひとりである、川北義則の作品。今回は、男としてのお金の正しい使い方を教えてくれる本だ。
本作にもいろいろな目からウロコの著者の一家言が散りばめられていた。やはり、彼は偉大だ。。。
・安全な場所にいて、辛いことは避けて通り、「お金さえあれば」と溜め息をついている人は、いざお金ができても、何もしないし、何もできやしない。自分の境遇や立場に不満があるとしたら、それは自分のために『生きたお金』を使って来なかったからだ。現状は、自分自身が望み、選択した結果なのである。
・「お金儲けや拝金主義は悪である」のように、ミソもクソも一緒にしてお金を悪者扱いするのは間違っている。お金は善でも悪でもなく、それを扱う人によるのだ。
・贅沢を知り、貧乏を楽しむ。贅沢体験を学んで貧乏も楽しむことが出来る人こそが、「富に溺れず、貧に動じず」の人生を送るtことができる。
・「お金」だけで人は幸せになれない。「お金」、「やりたいこと」、「時間」、「友達」のバランスがうまく揃っている人こそが幸せになることができる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: なるほど!
感想投稿日 : 2012年1月8日
読了日 : 2011年12月31日
本棚登録日 : 2012年1月8日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする