AKIRA(4) (KCデラックス)

著者 :
  • 講談社 (1987年7月1日発売)
3.95
  • (237)
  • (114)
  • (261)
  • (1)
  • (2)
本棚登録 : 1703
感想 : 49
5

 ネオ東京壊滅後の世界で金田も不在、鉄雄が独立国の大東京帝国を仕切っている。鉄雄の参謀みたいな三下みたいなやつが小物っぽくて憎たらしい、すごくいい。新規の能力者がインディーズっぽい。

 鉄雄の乱れた性生活の果ての悪夢で、気の毒な生い立ちが垣間見える。親や保護者の立場で見ると、一層かわいそうだ。ご両親はどうしてしまったのだろう。鉄雄は『フレンチコネクション2』や『トレインスポッティング』のようにヤク抜きをする。

 鉄雄の能力が爆発したのが、アキラの爆発とリンクして金田が時空を超えて現れたのかな?

 ケイとおばさんが、熱心に子どもたちを守っているのだが、ただの愛情深さでの行動なのだろうか。

 大佐が科学者の開発させたSOLのコントローラーがかっこいい。

 廃墟描写のせいか、絵に凄みが増している気がする。この時点で次の巻で完結の予告があった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 漫画
感想投稿日 : 2017年8月19日
読了日 : 2017年8月19日
本棚登録日 : 2017年8月19日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする