おーい竜馬 第23巻 (ヤングサンデーコミックス)

著者 :
  • 小学館 (1996年8月1日発売)
4.27
  • (31)
  • (9)
  • (16)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 124
感想 : 12
5

 ヤンサンで連載時に読んでいたのだけど、当時は幕末などにあまり親しみがなく、状況が不明でモヤモヤしたまま読んでいた。今回改めて単行本で通して読むと、大河ドラマなどで幕末に触れていたせいか、とても理解できて超絶に面白い。とにかく竜馬が魅力的で心から大好きで、あんなふうに生きたいと憧れる。漫画的な表現が最大限に活かされていて、ぐいぐい引き込まれる。出る度にイライラしていた武市半平太もだんだんキュートに思えてくる。結末が悲しくて、とくにお竜が切ない。竜馬との日々があまりに鮮烈で、残りの人生が燃えカスのようになってしまったのだろう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 漫画
感想投稿日 : 2020年11月2日
読了日 : 2020年10月1日
本棚登録日 : 2020年10月1日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする