銀盤の軌跡: フィギュアスケート日本ソチ五輪への道

著者 :
  • 新潮社 (2014年1月31日発売)
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感想 : 12
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田村さんは好きです。高橋大輔に始まって、高橋大輔に終わるのもよろしい。ところどころの、点数の不満を書かれてるのも同意ですが、同じ理由で突っ込むべきところを所々書いてなくて、そこは不満。あと、アメリカの不毛の二の舞をしないことを意識してるのだと思うけど、前もそうだったけど天野に優しいのもな。男子が同じような飛び方しても、レビューなく回転不足つかない不思議。それに、高いホテルでくつろいでたろくでなしぶりとか、地元枠でろくに国際大会に自力で出てないしろくな演技でもなかったのも本当で、本来資格を取れる要件を持ってないと思う。あと、ヨナが復帰1回目、完璧な演技の安藤の上だったジャッジのおかしさや、ニースの高橋の点の伸びなさを指摘してないのもな。でも、その競技を選んだからには文句を言わないとか、浅田のPCSの低さとか、もろもろ良かったし、読んで、胸が熱くなるところ多数でした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 趣味
感想投稿日 : 2014年5月26日
読了日 : 2014年5月26日
本棚登録日 : 2014年5月26日

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