33万人が餓死させられた1948年の長春包囲戦を体験した著者は、中国や周辺諸国の政治的状況分析に何の希望的観測も挟まない。
一党独裁の中共(や更にその中で独裁を目論む習近平)はその保全を自己目的とするが、その命運は著者が展開する毛沢東と旧日本軍との共闘で尽きるのか、自ら標榜する大人の統治を実現させる可能性はあるのか。
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- 感想投稿日 : 2018年2月27日
- 読了日 : 2018年2月20日
- 本棚登録日 : 2017年7月31日
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