現行憲法の特に9条を国際法との整合性を切り口に解読する篠田の論理的な解釈は、伝統的憲法学者による情緒的、哲学的な説明よりもはるかにわかりやすく、納得的だ。
今や一部の(重鎮の)憲法学者も篠田の解釈に近づいているらしい。
コロナ状況は本来専門外のはずだが、客観的データに基づく著者たちの分析は、一部感染症専門家たちのものよりよほど説得力がある。
権威に胡坐をかく「専門家」と視聴率を稼ぐために安易にそれに乗って扇動するマスコミは存在価値がないばかりか、社会の害毒ですらある。
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- 感想投稿日 : 2021年7月8日
- 読了日 : 2021年6月28日
- 本棚登録日 : 2020年12月8日
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