なんでもふたつないと気が済まない、なんでもふたつさん。
服も帽子も靴も傘も2セット着込み、持ちます。家も庭もふたつならんでいます。でもさすがに、奥さんと子どもは一人ずつ。
そんな時、一人息子のピーターと、そっくりな男の子が近所にひっこして来ました。しかも名前まで同じピーターです。ピーター達は、服を入れ替え、両親の前に立ちますが、どちらがどちらが区別がつきません。引っ越してきたピーターは、お母さんと二人暮らしだったのですが、なんでもふたつさんのアイディアで、そっくりななんでもふたつさんの家の片方に住むことになりました。
めでたし、めでたし!?
昔の外国で描かれたからこそ許された・・・まさに、そんなこんな設定がまかりとおるとは!という物語。
オチは、なんでもふたつさんは、ふたりのピーターに、2セットのものを買い与えるのでした。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
外国児童文学
- 感想投稿日 : 2012年11月4日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2012年11月4日
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