再読。
「屍鬼」を読んだ後では文庫2冊では食い足りない。
あちらは徹底的にリアルさで解決したのに対し超常的なものには超常的な力で対抗、それがお国柄の違い?宗教観の違い?
それにしても神父の行く末に思いを馳せてしまう。
吸血鬼の襲撃シーンのバラエティに溢れてること。
人の心の隙間を上手く狙っていくとこは読んでいて引き込まれるとこ。
でも、やっぱりスージーの行動は解せない浅はかでもなく無鉄砲でもなく、どういう心情だったかイマイチピンとこない。
「屍鬼」には夏のイメージが今作には雪が舞い散るイメージがあったのだが、それは外伝的なあの短編を読んだせいでの勘違い?それともなんかほかの作品とごっちゃに??
テンポの良さ、怖さの質、共に大満足です。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
キング
- 感想投稿日 : 2020年10月7日
- 読了日 : 2020年10月6日
- 本棚登録日 : 2020年10月6日
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