発売前のを書くのはアンフェアかな?とも思いつつ、いただいたプルーフの感動を忘れないうちに。
これ、すごいわ。オイラ基本的に泣かせる話は苦手なんで小説やったらたぶんドン引きしてる。けどなぁ、実話なのよな。しかも、日本を代表する製紙工場が復活するかどうか、ってのは、ひょっとすると日本の出版業界のあり方すら左右する可能性があって(紙がない→刷れない→紙の本が手に入らない→電子書籍でいいや)、ヘタしたら今のオイラの仕事もなくなってたかもしれない、大げさに言えば。そんな大恩人の復活にこんな熱い物語が…。
発売前だし、オイラがどうこう書くより直接読んでほしいので詳細は書かないけど、全ての紙の本を愛する人に読んでほしい一冊(ってベタ過ぎるがな)。
一つだけ中身に言及してしょうもないこと言うと、奇跡的に助かった巻取、「奇跡の紙で作った文庫」とか言ってプレミアつけて売って、その分でどっかに寄付でもすれば良かったのに、とか世知辛いこと考えたり。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2014年6月16日
- 読了日 : 2014年6月16日
- 本棚登録日 : 2014年6月16日
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