この間の『小さい牛追い』の続き!
本好きの長男オーラとお店の人とのやりとり、
みんな大好きシラカバ・ラルス、
学校に行くようになった小さい妹たち、
公正で優しい先生…
意地悪を言われたマルタをインゲリドが助けるシーンが
最高だ。
オーラと弟エイナールは自分が仕事で稼いだお金で
皆のクリスマスプレゼントを買おうと計画する、
頼もしいなあ!
向かいの農場に遊びに来た、ヘンリー、
この子が私が嫌いなタイプのいたずらっ子で、
出てくると本当に頭が痛くなるんだけれど!
(感情移入しすぎ)、
「この子、早く、自分の家に帰らないかな…」と思いながら、読む。
重い病気になったことで暴君と化したマルタ。
(お父さんがお人形のお洋服を…!)
『大草原の小さな家』の男の子版と言う感じ、
いたずらなんかも度が過ぎて命が危ないことも多々あるけれど、
逞しいお父さん、優しいお母さんが
しっかり見守っているから安心よ。
小さなヨン、ヨンのご両親も面白い。
何度でも、読むんだ!
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
岩波少年文庫
- 感想投稿日 : 2015年10月5日
- 読了日 : 2015年10月5日
- 本棚登録日 : 2015年10月5日
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