もう40年近く前の漫画、混沌とした世界の状況は全く変わっていない。フィクションだけど、恐ろしいほど今の世の中と一致する部分があるような気がする。 先見の明があるのか、世の中進歩していないのか、どちらなんだろう?
細密な筆致。迫力のコマ割り。洒落た展開。漫画のひとつの到達点。それにしてもこの人の絵の巧さは群を抜いている。クールでコミカルな中にも痛烈な風刺が効いていて、この圧倒的な仕事に改めて大友克洋の偉大な足跡を感じる。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
マンガ
- 感想投稿日 : 2019年12月13日
- 読了日 : 2019年12月14日
- 本棚登録日 : 2019年12月12日
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