銀行大統合 小説みずほFG (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2004年12月14日発売)
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本棚登録 : 316
感想 : 27

みずほの発表に至る3人の頭取と幹部たちの忙しい活動。そしてそれをかぎつけたNHKなどのマスコミとの駆け引き。安田信託救済、山一破綻、総会屋事件、尾上縫事件・・・それぞれ脛に傷をもった3行の頭取の合併への熱い想いが伝わり、成功を願ってしまう、高杉のいつもながらの青春を感じさせる本でした。ややお目出度いのもいつもの通りですが、当社の合併とも重ね合わせ楽しく読みました。それにしても、著者の近作は「広報室沈黙す」のような、華(ヒロイン)が登場しなくなってきたのは残念です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ビジネス小説
感想投稿日 : 2013年8月26日
読了日 : 2001年4月27日
本棚登録日 : 2013年8月26日

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