凛とした生き方をする武士・戸田秋谷の爽やかな姿。そしてその家族、若くして刃傷事件を起こし、その監視を任務として与えられた庄三郎。いずれもが秋谷の影響を受けて真っ直ぐな生き方をしています。人間は強くなければいけない!ことを痛切に教えられます。敵役・ご家老の終頁近くでの言葉は大逆転で更に爽やかな印象を高めてくれます。藤沢周平の世界そのもの。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
時代小説
- 感想投稿日 : 2013年8月15日
- 読了日 : 2012年4月12日
- 本棚登録日 : 2013年8月15日
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