日本よ、台湾よ: 国を愛し、人を愛すること

著者 :
  • 扶桑社 (2001年1月1日発売)
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感想 : 4
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台湾独立活動に手を出したばかりに独裁国・台湾から危険人物とされた夫婦が、生まれ、育ち、日本で結婚、就職。金女子は通訳としても活躍。そして入管法の暗い裏面。昨年の総統選挙で陳水扁氏が勝利し、40年ぶりに帰国するまで。二人の日本と台湾への愛情が滲み出て、爽やかな本です。台湾と日本の幸福そして不幸な両面が分かりやすい文章を通し、教えられます。韓国・中国が日本への怒りを忘れられないのは、ランク下と見ていた国からの侵略であったためという主張も説得力があります。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 日本文化・比較文化
感想投稿日 : 2013年8月25日
読了日 : 2001年3月18日
本棚登録日 : 2013年8月25日

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