ふたりのなにげない日常、時にはケンカや、その仲直りにも、ベランダの野菜たちと料理がともにある。
恋愛と園芸の2本柱が、自然にしっくりなじんでいる。
年上で、相手の話をきちんときく大人らしさがあるようで、実はツンデレで、好きなことには沼化するけれど、興味のないことにはその真逆という、極端さを秘めた、亜潟葉二。
それを中立で、懐の広いまもりが受け止めている、という構図なんだなと。
そんなまもりにも地雷があるので、すったもんだが発生するわけですが。
巻を重ねるにつれ、ふたりの描写が深まって、よりリアルに。
なんだかんだで、この短期間にどんどん次のステージに進んでいくふたりだった。
第1巻のころから、どうしても「まもり」を「まりも」と見間違えてしまっていたので、ユウキの登場には、仲間を見つけた気分。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
恋愛小説
- 感想投稿日 : 2018年12月1日
- 読了日 : 2018年12月1日
- 本棚登録日 : 2018年12月1日
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