正式に合併した、富久丸百貨店と菊池屋。
静緒の新たな上司は、日本橋菊池屋からやってきた〈Kの美魔女〉で……。
静緒も昇進し、部下を持つ、チーフ兼営業三課チーム長に。
新人に気を配り、育てながらの仕事となり、自分のお客様のことだけを考えていればよかった時とは、状況が変わっていく。
上流階級のお客様とのやりとりや、華やかな商品がばんばん登場する場面もあるが、合併や中間管理職としての悩みという、社内問題にシフトした感じ。
全国外商のトップ10入りした実績から、周りの協力が得られやすくなったのも、成長のひとつ。
大型アイディアがスムーズに実現していく。
外様新人としての一匹狼の奮闘から、中間管理職としての悲哀になったり。
最後に、新たなステップアップが見えたり。
単に外商のお仕事を紹介するだけではなく、主人公がキャリアアップし、変化していく、お仕事小説。
シリーズ第4作。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
お仕事小説
- 感想投稿日 : 2023年2月21日
- 読了日 : 2023年2月21日
- 本棚登録日 : 2023年2月21日
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