とても面白かった。
治水工事、上水道工事、通貨づくりに、城づくり。
インフラは、一朝一夕に完成するものではなく、幕府を開けば即、江戸が栄えるわけでもない。
それでも、その大工事に取り組んだ人々がいたからこそ、大都市・江戸が完成する。
役人や職人の力で、大きな事業が完成していく過程に、わくわく。
知っているエピソードもあるが、それでもストーリーが面白い。
江戸を"建てる"というタイトルがぴったり。
現在の地名も紹介しているので、実際の場所をイメージしやすい。
適宜現代風の用語で説明しているのも、わかりやすい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
古典/時代小説/歴史小説
- 感想投稿日 : 2016年8月20日
- 読了日 : 2016年8月20日
- 本棚登録日 : 2016年8月20日
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