倉庫で古書につぶされて亡くなった、古書店主の芳松。
地震でもないのに、なぜ大量の本は落ちてきたのか?
古典籍や古本屋のうんちく、注文帳の謎などが、興味深かった。
敗者であっても文化は残すべきだし、現代まで残っている古典は残された物だけだ、というのも同感。
ただ、愛国心や日本人意識につなげられると、ちょっと共感しづらい。
ミステリ的にはややもやもや。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ミステリ
- 感想投稿日 : 2020年3月1日
- 読了日 : 2020年3月1日
- 本棚登録日 : 2019年9月19日
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