定価のない本

著者 :
  • 東京創元社 (2019年9月20日発売)
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本棚登録 : 569
感想 : 78
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倉庫で古書につぶされて亡くなった、古書店主の芳松。
地震でもないのに、なぜ大量の本は落ちてきたのか?

古典籍や古本屋のうんちく、注文帳の謎などが、興味深かった。

敗者であっても文化は残すべきだし、現代まで残っている古典は残された物だけだ、というのも同感。
ただ、愛国心や日本人意識につなげられると、ちょっと共感しづらい。

ミステリ的にはややもやもや。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリ
感想投稿日 : 2020年3月1日
読了日 : 2020年3月1日
本棚登録日 : 2019年9月19日

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