【小説7巻】本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第二部「神殿の巫女見習い4」

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  • TOブックス (2016年6月10日発売)
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感想 : 62
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第二部完結編。

本人の努力では回避できない、いつかはやってくるとわかってはいたこと。
それでも、やはり切なく、何度も泣けてしまう。

その大きな転換期の陰にあった思い、その後の様子などがわかって、「それから貴族街へ向かうまで」でもまた涙。

泣けるだけではなく、コミカルな要素も。

ジルヴェスターのキャラが、特異でおもしろいと思っていたので、うれしい展開。

事情が分かってみると、当時の裏話である「領主のお忍び」は、まわりの苦労っぷりがコミカルでたのしかった。

巻末おまけの4コマ漫画にも、ほのぼの。
第二部完結記念といわず、ぜひまたやってほしい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ファンタジー
感想投稿日 : 2019年11月24日
読了日 : 2019年11月24日
本棚登録日 : 2019年11月24日

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