心理学者の著書。「仮想的有能感」という概念を提唱して、自分に自信のない若者が他人を見下す現象を説明できる、としている。
内容に矛盾や根拠薄弱な主張が多いことが目立つ。特に、実験結果の解釈が年配者の肩を持ち過ぎているように感じる。細部で納得できない点がとても多かったが、おおまかな論旨は理解できたし間違ってはいないと思う。
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- 感想投稿日 : 2012年8月12日
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- 本棚登録日 : 2012年8月12日
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