火の山ー山猿記(下) (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2006年1月13日発売)
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本棚登録 : 92
感想 : 11
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凄まじい大作だった。
上巻では、津島佑子らしくない創造力で意外性を見たが、後半は正に女性讃歌の一冊だった。
有森家の女衆の1人、桜子の魅力が物語を牽引している。彼女の顛末に関しては本作はおろかここ最近数作の中のハイライトだと思った。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年2月25日
読了日 : 2023年2月25日
本棚登録日 : 2020年5月7日

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