パン屋の娘ミレーユと双子の兄の親友リヒャルトが巻き起こす西洋風恋愛物語。
パン屋の跡継ぎ対決で負けてしまったミレーユはアルマテリスに誕生日パーティのために行くことに。
ちょうどその日が聖誕祭と重なって、想い人の髪の色と同じ色のショールをプレゼントする慣わしがあるとか。リディエンヌに誘われてショールを編んでいたら盗賊集団の「ランスロット」に襲われ毛糸とあみかけのショールを盗まれてしまう。そのランスロットの本当の狙いはマリルーシャ公女。狙われたのは偽者だけれど、本物は、リヒャルトの妹のセシリアだった。
たった一つのお願いを「妹と暮らせますように」と願うミレーユの健気さにぐっとくる。
やっぱり両想いなのにすれ違うのは見ていて楽しい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ファンタジー
- 感想投稿日 : 2011年10月23日
- 読了日 : 2011年10月23日
- 本棚登録日 : 2011年10月23日
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